どの部分に力を注ぐか。

たとえば、こんな分野。

食品分野(農業+水産業)、モノづくり分野(工芸+工業)、観光分野

産業の動向と新たな変化の兆し。

筑後地域は、農業や伝統工芸を象徴とする従来型の産業が年々衰退する一方で、果樹栽培の盛んな北筑後の耳納エリアにおいて、商品にならない捨て柿を活用したサイダーや、やはり捨て柿を与えた柿豚など、数々のヒット商品を生み出し、話題を呼んでいる事例があります。また、同地区においては、自然環境の豊かさと比較的恵まれた交通アクセスによって、都市型クリエイターの移住が相次いでいることは注目に値するでしょう。

このように、農林水産業や伝統産業の再生と新しい産業の創出は、これからの命題ですが、見方を変えれば、それぞれの産業における産品の魅力づくり、ブランド化の視点を持ち、各分野が連携して、地域の文化や歴史、自然などの個性を付加価値として巧みに加えていくことができるならば、状況好転の可能性は決して少なくないと思われます。

そのため本事業では、既存品のブラッシュアップや、新たな特産品の開発、情報の発信などについて、地域をコーディネートし、プロデュースできる創造力豊かな専門性を有した外部ブレーンを招聘し、そうした方法論が定着する人づくりと仕組みをつくることに力を注ぎます。ポテンシャルに満ちた筑後の産業は、多大な可能性を秘めているのですから。

【本地域における農業及び製造業従事者数の推移】
〈平成18年度事業所・企業別統計〉
(単位:人)
平成12年平成17年増減
農業従事者数35,89331,336△4,557
製造業従事者数40,19533,914△6,281